作者インタビュー
漫画家・前世先生インタビュー
『魔王と僕は運命共同体』

――今回は、前世先生に来てもらいましたー!!
現在、『魔王と僕は運命共同体』を新連載中です!
お忙しいところ、ありがとうございます!
前世先生「よろしくお願いします。」
――ではまず、簡単に自己紹介をお願いします!
前世先生「前世です。前世の記憶を見ることができます。」
――へ……ごめんなさい、何とおっしゃいました?
前世先生「前世の記憶を見ることができます。」
――ぜんせって、漢字でいうと?
前世先生「前に生きると書いて、前世です。」
――……。
前世先生「どうしました? 周りばかり見て。」
――いや……あの、念のためもう一回聞いていいですか?
最初に説明してなかったんですが、これ、インタビュー記事になります。ウェブに公開されます。一般に公開されます。
その上で……前世が見れるっていうことでいいんですか?
前世先生「はい。」
――……。
前世先生「……。」
――……ちなみに、前世は?
前世先生「平凡な男性会社員でした。」
――……マジかぁ。意外とこっち待ちなんだ。珍し……(小声)
前世先生「何か言いましたか?」
――いいえ! 何も! もう少しなんか語ってくれないですか?
前世先生「会社員について語っても、みんな面白くないでしょ。知らないおじさんの仕事とか人生に興味ないでしょ。」
――……はい。……はい、そうですね。
前世先生「……。」
――……チッ、前世見れるとか言ってるくせに何なんだ……(小声)。じゃあ、漫画家を目指したきっかけは?
前世先生「前世では絵師をやっていたので、それを活かそうと思って。」
――前世って会社員なんですよね? さっきの話と食い違ってますよ。
前世先生「前前世の話ですよ。」
――……ハハ、ハイハイ。分かりました。
前世先生「もっと前まで見れますけど。」
――へぇ。それなら、前前世より前を覚えてる限り言ってもらっていいですか? 覚えてるんですよね?
前世先生「前前前世は武将やってました。家臣に裏切られて殺されて、前前前前世はピラミッド作ってて、前前前前前世はちょうど人類が穀物を育て始めたころで、前前前前前前世は洞窟で絵を描いてましたね。そこから期間は空いたんですが、前前前前前前前世はダチョウの先祖で、ちょうど隕石が降ってきたところを目撃しました。前前前前前――」
――いや、ゲシュタルト崩壊するわ! ていうかエンジンかかるところここ!?
前世先生「……。」
――ていうか、人以外の前世もあるんですね。前前前前前前世から前前前前前前前世、期間空きすぎじゃない? 隕石降ってきたところ見た?
前世先生「冗談ですよ。」
――はっ?
前世先生「脳の構造的に、人以外で記憶が残る動物なんて少ないでしょ。分かりやすいようにダチョウの先祖って言っただけです。ダチョウなんて、すぐ忘れるって言うじゃないですか。」
――……。
前世先生「そんなの普通に考えたら分かるでしょ。」
――……。
前世先生「どうせ信じてないと思うんで、あなたの前世も見ましょうか? 最近、他の人の前世も見れるようになって――」
――信じる以前の問題じゃー!!
